初期費用はどれくらいかかる?

賃貸物件の初期費用を解説! 賃貸

初期費用の仕組みを理解しよう!

突然ですが…初期費用の明細をもらったことがある方、内容は覚えていますか?
こう聞かれると、ほとんどの方が「NO」と答えると思います。
普段お客様と接していても、費用の内容や金額に疑問を持ち質問いただく方は非常に少ないです。
「お金の話はしないほうが良い…」とか「合計金額は一緒だから…」と思う方も多いでしょう。
しかし、なににいくら支払うかを理解することで抑えられる費用の可能性を知ることができるだけではなく納得して費用を支払うことができると考えております!

この記事では、初期費用について簡単に解説します!

大まかな分類は5種類

初期費用をおおまかに分類すると下記5種類となります。

  1. 前家賃
  1. 契約金
  1. 火災保険
  1. 仲介手数料
  1. その他

次からはそれぞれ、詳しくみていきましょう!

前家賃について

前家賃とは、入居直後の家賃のことで、契約時に初期費用として前払いとなります。
月初めから住み始める場合は「1ヶ月分の家賃」。
月の途中から住み始める場合は、「入居月の日割り分の家賃+1ヶ月分の家賃」を支払います。

前家賃は入居者から管理会社やオーナーさんへ支払う費用です。

契約金について

契約金の中にはさまざまな項目が含まれます。
よく耳にするものとしては敷金、礼金、ハウスクリーニング費用などがあります。
物件や管理会社によって必要な項目が全然違うため、よくわからない費用があった場合は必ず仲介会社に確認しましょう!

契約金は入居者から管理会社やオーナーさんへ支払う費用です。

仲介手数料について

仲介手数料は仲介業者から請求される報酬金額のことです。
法律で上限金額が決まっており、賃貸物件の場合は最大でも「賃料×消費税」となっております。
よく耳にする【仲介手数料50%OFF!】などはこの費用のこと。
東京都内や地方都市の郊外ではほとんど割引をされないのが一般的です。
(理由はまた別の記事で! こちらの記事をご確認ください!)

仲介手数料は入居者から仲介業者へ支払う費用です。

火災保険について

火災保険(家財保険)は万が一のお部屋でのトラブルに備える保険です。
賃貸物件では、火災や水漏れトラブルなどに備えて損害保険に加入することが必須となっており、断ることはできないと考えてOKです。
お部屋の広さや間取りによって金額はバラバラですが一人暮らしの場合は15,000円前後が目安です。

火災保険は入居者から損害保険会社へ支払う費用です。

その他費用について

そのほかの費用については様々ありますが、代表的なものだと、【保証委託料】などがあります。
これは保証会社を利用する場合にかかる初期費用で、「保証会社との契約金」のようなイメージです。

その他費用は入居者から管理会社やオーナーさん、仲介業者へ様々な費用があります。

初期費用を分類してみました

よく聞く費用をまとめてみました。現場では他にもたくさん出てきますが…ご参考に!

前家賃契約金仲介手数料火災保険その他費用
家賃
管理費
24時間サービス費(月額)
敷金
礼金
ペット礼金
ハウスクリーニング
エアコン清掃料
鍵交換費用
仲介手数料火災保険
家財保険
保証委託料
初回保証料
契約事務手数料
書類作成費用
自転車登録料
24時間サービス費(初期)
除菌消臭サービス

初期費用の相場はどれくらい?

では、実際の初期費用はどれくらいでしょうか?

相場は家賃の3〜5ヶ月分

初期費用家賃の3〜5ヶ月分が相場となっております。
前家賃・敷金・礼金・初回保証料・仲介手数料の費用が最大でそれぞれ約賃料1ヶ月分
その他費用が合わせて約1ヶ月分といった感じになります。

全てかかる物件であれば最大で家賃6ヶ月分、敷金礼金無しなら4ヶ月分、
さらに仲介手数料無料なら3ヶ月分くらいが目安!

退去時払いになる費用も!

ハウスクリーニングなどの清掃料は、初期費用で支払うケースもあれば、退去時に支払うケースもあります。
初期費用を軽くするため、退去時でもOK!と言ってくれる管理会社さんもいらっしゃいますが、オーナーさんのリスクヘッジのために前払いになるケースが多いように感じます。
退去時払いの時は退去時点での税率が適用されるため、余裕があるなら先払いがおすすめ!

仲介業者によって費用が違う?

世の中にはたくさんの仲介業者がいますが、同じ物件でもそれぞれの会社で初期費用が異なることがあります。
いったい、なにが違うのでしょうか?

仲介業者で変わる費用はたったひとつだけ!

仲介業者によって変わる費用はズバリ【仲介手数料のみ!!】
仲介業者が領収するお金は仲介手数料のみで、そのほかの金銭はオーナーや管理会社、保険会社などに支払われるお金だからです。
契約手数料や代行費用なんてものがあったらそれはかなり怪しい!と考えてください!!

こんな費用があったら注意?!【ポイント解説】

仲介業者が報酬として領収するのは「仲介手数料」のみですが、、、
業者によっては「付帯商品」なんてものがあったりします…(筆者は非推奨)

あったらキケン!怪しい初期費用の項目とは

付帯商品の中には、下記のようなものがあります。

  • 24時間駆け付けサービス
  • 消臭抗菌サービス
  • 害虫駆除サービス
  • 浄水器リース
  • 消火器サービス

ハッキリ言います!いらないです!
消臭抗菌は実感できますか?害虫駆除は一生100%の効果を発揮しますか?
そう、ほとんどの人にはいらないのです。

対応策はある?

あまり業者目線としてはいうべきではないですが、【相見積もり】です!
他業者にも同じ物件で見積もりをもらってください。
仮に管理会社が必須としているのであれば、何社取っても記載があるはずです。
ただ、仲介業者が勝手に付加していれば、、他の業者の見積もりにはないです。

ちなみに弊社では付帯商品は全くやっていません!(笑)
なんなら管理会社の費用の場合も無くす交渉を頑張ります!

初期費用を安くできるかも!

「あれ?なんか高い…?」と感じたら迷わずほかの業者から見積もりを取ってください!
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