アパート・マンションって何が違うの?
明確な違いはない?!
アパートとマンションの違いはなんでしょうか?と聞かれると、人によって回答が異なることがあります。
それもそのはず!実は、法律的に明確な定義はないのです!
つまり、建物の種類をアパートと名乗るか、マンションと名乗るかは大家さんの匙加減なのです。
とはいえ、物件検索サイトを見ていると、選ぶ箇所があります。
「おおよその定義は知っておきたい!」という方向けに一般的な線引きをお伝えしていきます!
アパート
アパートに分類される建物の条件は下記です。
- 建物構造:木造や軽量鉄骨造
- 建物階数:2階建
アパートの特徴として、建築コストが安いことがあります。そのため、家賃が抑えられることが大きなメリットとなります。
一方で、防音性が低い傾向があるため、騒音や隣人の生活音などのトラブルが不安な方にはデメリットとなります。
マンション
マンションに分類される建物の条件は下記です。
- 建物構造:重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造など
- 建物階数:3階建以上
マンションの特徴として、建物がしっかりしており、防音性・防火性・耐火性に優れていることがあります。そのため、万が一のトラブルなどに強いメリットがあります。
また、設備が充実しているものが多く、エレベーター付きの物件も多いです。タワーマンションなどの高層マンションの上階になれば、窓からの景色がよく人気が高い物件も多くなります。
一方で、建築コストが高く、家賃や管理費が高い傾向があるため、値段が入居者にとってのデメリットとなります。
他にもある!建物の種類
アパート、マンションの他には下記のような建物の種類があります。
下記はほぼ言い換えという感じで定義があまり明確ではないと感じます。
- コーポ(≒アパート)
- ハイツ(≒アパート)
- メゾン(≒アパート)
- レジデンス(≒マンション)
- パレス(≒マンション)
下記は比較的イメージしやすい物件の種類となります。
テラスハウス
物件それぞれが壁を共有している2階建てから3階建ての住居で、それぞれにテラスを持つ連棟型集合住宅のこと。
貸家・借家
どちらも一戸建ての賃貸物件のこと。戸建賃貸とも呼んだりします。
テナント
店舗や事務所など、ビジネス利用が可能な賃貸物件。
法人登記、お店の看板を掲げたりすることができます。
前の入居者が残したものをそのまま利用できる「居抜き物件」や、内装や設備が入っていない「スケルトン物件」などがあります。
【まとめ】物件選びのポイントは?
お財布に優しい物件ならアパート
「家賃を抑えたい!」という方はアパートを選択するのがおすすめです。
新築のアパートなどでは、お部屋内の設備も充実しているものも増えておりますので、家賃を抑えつつ快適な暮らしが叶うかも!
高層階・設備充実の物件ならマンション
「部屋からの眺めがいいところに住みたい!」「エレベータがないと嫌!」という方にはマンションがおすすめです。
家賃は上がってしまいますが、見た目もしっかりとしたマンションに住むことでやる気がみなぎる!なんてこともありますので、先行投資になるかもしれません。
建物構造や必要な設備で選ぼう!
既に引越しを何度か経験している中級者・上級者の方であれば、自分の生活にあった建物構造や設備のご希望があるかと思います。
アパート、マンションといった名称にこだわらず、自分の必要な条件を当てはめて探していくのもおすすめです。
お部屋探しでの不明点やお悩みがあればいつでも気軽にご相談ください。