マンション管理士試験情報
試験日時
令和6年11月24日(日) 午後1時~3時
申込方法
管理業務主任者試験の申し込み方法には下記の2種類があります。
・Web申込
・郵送申込
それぞれの方法によって申込期間が違ったり、進め方が異なるため、しっかりチェックしておきましょう!!
Web申込(※クレジットカード払いのみ)
Web申込期間
8月1日(木)10:00~9月30日(月)16:00
受験票
11月上旬に普通郵便にて発送されます。
受験票には、受験番号、試験会場、注意事項等が記載されていますので、必ず確認しましょう!
Web申込の注意点
Web申込をするにあたっては下記のページを必ずチェックしましょう!
https://www.mankan.org/pdf/2023_web-moushikomiQA.pdf郵送申込
受験申込案内書配布期間
8月1日(木)~8月30日(金)(※当日消印有効)まで
受験案内申込書の入手方法について
(1) ダウンロード
上記からダウンロード!
流れも記載されていますのでしっかり確認しておきましょう!
(2)申込案内書(冊子)配布場所
配布場所は下記となっております。
(3)郵送・着払宅配便での取寄せ
受験手数料
9,400円(非課税)
合格発表
令和7年1月7日(火)
協会ホームページ上に合格者の受験番号が掲載されます。
また、各受験者へ合否通知書を送付するとともに、合格者へは合格証書を発送されます。
その他について
詳しいことについては、協会のホームページから確認してください!
試験に備えてスケジュールを抑えておきましょう!
そもそも【マンション管理士とはどんな仕事?】ということについては下記で触れていきますので、どんな仕事で、試験でどんな能力や知識が問われるか、理解を深めておきましょう!
マンション管理士ってどんな仕事?
不動産の資格といえば?
この質問に対しての9割以上の回答は「宅地建物取引士(宅建士)」だと思います。
では、なぜこのマンション管理士の話題がちょくちょく出てくるのでしょうか?
そしてこの資格を取得した先にあるものは何なんでしょうか…?
何をする仕事なの?
「マンション管理士」と聞いて、どんな仕事を想像するでしょうか?
最初に私がイメージしたのは、
「マンションの管理業者の中の責任者的なポジション」
です。
しかし、勉強すると実は全然違ったのです!
な、長い、、
ざっくりまとめると、
【マンション管理士は、マンションの管理や運営について、居住者や所有者に対してアドバイスをする専門知識を持ったコンサルタント】
って感じでしょうか?
つまりマンションの管理会社の業務についてのスペシャリストではなく、マンション所有者の味方できなポジションのお仕事をする方になります。
ちなみに、マンションの管理業者にいるスペシャリストは、【管理業務主任者】と言う資格が該当します。
就職先はどんな会社?
ではマンション管理士の資格を無事に取得した場合、どんな会社への就職が有利になるのでしょうか?
まずは「不動産管理会社」です。マンション管理士試験は結構ハードルが高い試験のため、資格所有者がさほど多くない資格となります。
宅建登録者:1,126,595 人 (2022/06/01現在)
マン管士登録者数:27,077 人 (2022/3月末現在)
つまり、難易度の高い資格に挑戦するバイタリティのある人材と感じるかと思います。
また、マンション管理士資格を取ったあとは開業することも可能です。
調べてみると「マンション管理士事務所」と名のつく企業が意外とありました。
ただ、実際には行政書士や司法書士、建築士のような他の士業と組み合わせて開業している方が多いようです。
マンション管理士には実務経験が欠かせないため、いきなり開業するほどの強力さはないかもしれません。
マンション管理士の資格について
どんな内容が出題される?
試験では下記のような内容が問われます。(令和3年度試験)
■法令関係
- 区分所有法
- 民法、借地借家法
- 不動産登記法
- 建替え等円滑化法、被災マンション法
- マンション標準管理規約
- マンション管理適正化法
■管理実務・会計関連
- 管理組合の会計、税務等
■建築・設備関連
- 建築関連法規、建築、設備、維持保全
合格率が低いって本当?
合格率低いです!
数値で見ても難易度は宅建よりも高い資格試験といえます。
年度 | 受験申込者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和元年度 | 13,961人 | 991人 | 8.2% |
令和2年度 | 14,486人 | 1,045人 | 8.6% |
令和3年度 | 14,562人 | 1,238人 | 9.9% |
令和4年度 | 14,342人 | 1,402人 | 11.5% |
資格をとっていないとできない業務はある?
マンション管理士の専任業務とは?
マンション管理士は【名称独占資格】と言うものです。
つまり、「マンション管理士」と言う名称や似た類のものを名乗って仕事ができるのは資格登録者のみとなります。
ですが、【独占業務】はありません。そのため、マンション管理士を名乗らなければ、同じ仕事をすること自体は可能です。経験豊富ですごく詳しいコンサル業の方などがいればこれにあたります。
その点では、就職活動などに絶対的に必要な資格ではないと考えて良いかと思います。
不動産会社での設置義務があるわけではないので、喉から手が出るほど欲しい人材の条件にはならないでしょう。
まとめ
マンション管理士について見てきました。
資格としては取得が難しく、「合格=かなり勉強していて専門的な法律知識もある」という点から、価値はかなり高いと考えられます。
業務としては、即効性のある資格ではないので、今すぐ資格を活かした就職したいという方には不向きな資格といえます。
今後は高齢化によってマンションに居住する人も増加する可能性があるため、今のうちに取得しておくと後から役に立つ可能性もありそうですね!